第2回

高岡よりみち旅のススメ
高岡によりみちしたくなる3つの理由

よりみちしているうちに大好きになる、高岡の街

ここ数年、旅がどんどん「個別化」されてきています。 かつてのように、ツアーで観光地に直行直帰する旅だけでなく、自分の趣味や個性に合わせてプランを立てたり、目的を決めずに自由によりみちをするような「達人旅」も増えてきました。

富山県高岡市は、第1回で紹介した、ドラえもんの作者藤子・F・不二雄先生の故郷というだけでなく、ぷらりぷらりのよりみち旅にぴったりな場所! 今回はさらに高岡を楽しむよりみちポイント3つを紹介します。

その1 キトキトの魚からコロッケまで、真面目においしい高岡グルメ

旅の醍醐味と言えば、やっぱりその土地ならではのおいしいものが食べられること!

高岡は近隣の港に揚がるキトキトな旬の魚介類が常に楽しめます。「キトキト」とは、富山の方言で「新鮮な」という意味! 

そのキトキトの味を求めて、市内のお寿司屋さんや居酒屋さんは、地元のみならず県外から来たお客さんで常にいっぱい。とろけるような白エビのお寿司や唐揚げ、名物の昆布締め、またおいしい地酒など、食いしん坊にはたまらない食通の街。心ゆくまで堪能できます。

人気店なので予約必須!
鮨金

  • 住所:富山県高岡市末広町 50-13
  • 電話:0766-23-5781
  • 営業時間:12:00 ~ 13:30 17:30 ~ 21:00
  • 定休日:日曜日・祝日

夜は地元の方々で満員!こちらも予約を
居酒屋 たかまさ

  • 住所:富山県高岡市末広町42
  • 電話:0766-24-5745
  • 営業時間:[月曜日~土曜日] 15:00 ~ 24:00  [日曜日・祝日] 15:00 ~ 22:00
  • 定休日:無休
  • 居酒屋 たかまさ 公式サイト »

実は、高岡は、古都・金沢と並んで、茶道も盛ん。茶道の発展にともない、お茶と一緒に出される和菓子の職人も集まってきました。街を歩けば、おいしそうな和菓子のお店がずらり。

求肥で白小豆のあんをくるんだ銘菓「とこなつ」が有名
大野屋

  • 住所:富山県高岡市木舟町12
  • 電話:0766-25-0215
  • 営業時間:8:15 ~ 19:30(日曜日・祝日 8:15 ~ 19:00)
  • 定休日:水曜(祭日を除く)
  • 大野屋 公式サイト »

また、「コロッケ、グリーンラーメン、ととまる」といったいわゆるB級グルメにも、ご注目。もともと、共働き率の高い富山県では、ちょっとしたおかずに、お惣菜を買うことが多く、惣菜文化が発達していました。中でもコロッケが人気で、あちこちでオリジナルの自家製コロッケが売られていて、特色のある味を競い合っています。

グリーンラーメンは、なんとほうれん草のとんこつラーメン。とんこつベースのスープに、ほうれん草をすりつぶし、ゆず胡椒で和えたチャーシューの細切りを投入して、マイルドな味わいにしたもの。もちろん、見た目は緑色! 高岡のソウルフードの魚のすりみをベースに、昆布をのせた高岡風お好み焼き・ととまるも人気急上昇中です。

老舗の味から買い食いアイテムまで、全部が"真面目においしい"のが高岡グルメなのであ〜る。ああ、なんだかお腹がすいてきました!

こちらのコロッケはあまーい肉じゃが風味
丸長精肉店

  • 住所:富山県高岡市あわら町 13-31
  • 電話:0766-23-1070
  • 営業時間:8:30 ~ 19:00
  • 定休日:日曜日

その2 国宝から無料スポットまで見どころたくさん

お次は"見どころ"。
まず行くべきは、新高岡駅と高岡駅のちょうど中間にある瑞龍寺(ずいりゅうじ)

お寺? あんまり興味がない...なんていう人はちょっと聞いてください! 瑞龍寺は、建物としても非常に美しいんです。総門を一歩入れば回廊や美しい芝(お寺に芝というのも珍しい!)がお出迎え。

釘を1本も使わずに建てられた仏殿は、国宝なのに中に入れる国内で数件の珍しくってありがた〜い建物。重要文化財である300mの回廊も、心をときめかされる強い美しさがあって、眺めるだけで癒されるお寺なんです。あ、それにユニークなトイレの神様もいらっしゃるのでぜひ会いにいってみてください。

吹く風はすがすがしく、まさにパワースポット!
瑞龍寺

  • 住所:富山県高岡市関本町35
  • 電話:0766-22-0179
  • 営業時間:9:00 ~ 16:30(閉門) *冬季は16:00閉門
  • 定休日:無休
  • 瑞龍寺 公式サイト »

そして高岡といえば、忘れてはいけない日本三大大仏の高岡大仏!
特徴はお顔のハンサムさ! 有名な歌人与謝野晶子も、美顔を讃えた大仏さま。じっくり拝顔しましょう。

全高15mの銅製の大仏さまは、高岡の象徴
高岡大仏

  • 住所:富山県高岡市大手町 11-29
  • 電話:0766-23-9156(大佛寺)
  • 営業時間:6:00 ~ 18:00(大仏台座回廊)
  • 定休日:無休

さらにさらに! 高岡には昔ながらの町家が、お店や住居としていまだ現役で使われているんです! 土蔵造りの旧商家が並ぶ「山町筋」や、さまのこ(千本格子)が美しい家並みの「金屋町」などは、ぶらりと歩くだけで昔にタイムスリップした気分が味わえます。

その3 とにかくおしゃれ!
ライフスタイルに取り入れたいセンスのよい伝統工芸品

高岡では、江戸時代から今に至るまで、高岡銅器、高岡漆器など伝統工芸が受け継がれています。そして、どこよりも、高岡は伝統産業に「若い力」が続々参入しているのが特徴なんです。

受け継がれてきた伝統に、時代にマッチした感覚をプラスして、今の高岡工芸を盛り上げています。商工会議所などが中心になり、ゆるぎない伝統の力に、今の時代に合う感性をプラスしていく。高岡では若い世代の職人たちにより、そのマッチングがとてもうまく機能しています。

そしてその新しい試みは、日本を飛び出して海外でも高く評価され始めています。どの世代が見ても素敵だと思えるデザイン力もまた、高岡のパワーの一つ。だから友達と来ても、親子で来ても、お買い物が楽しいのも魅力的に映るんです♪

錫でぐい吞みがつくれるスペースや、工芸品を買えるショップも併設
はんぶんこ

  • 住所:富山県高岡市小馬出町63
  • 電話:0766-91-8380
  • 営業時間:11:00 ~ 18:00
  • 定休日:火曜日・水曜日(1月・2月は火曜日・水曜日・木曜日)
  • はんぶんこ 公式サイト »

錫器の製作過程の工場見学もできる(要予約)
能作

  • 住所:富山県高岡市戸出栄町 46-1
  • 電話:0766-63-5080
  • 営業時間:9:00 ~ 16:00
  • 定休日:土曜日・日曜日
  • 能作 公式サイト »

こんな風に、小さい街の中にいろいろな"よいもの"がぎゅーっと詰め込まれている。最初は北陸旅行の合間にふらりと寄るはずが、なんだかトリコになってしまってまた来たくなる。高岡ってそんな街なのです。

高岡市のガイドブック『よりみち高岡』ドラえもんが案内する高岡市のガイドブック『よりみち高岡』は、高岡市の観光案内所や掲載店などにあります。
詳しくは、富山県高岡市役所文化創造課 0766-20-1255 までお問い合わせください。

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