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World Heritage

イタリア レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院,Church and Dominican Convent of Santa Maria delle Grazie with "The Last Supper" by Leonardo da Vinci,ITARY



イタリア、ミラノにあるカトリック教会の聖堂。
敷地内に建つ修道院の壁画にレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がある。(1980年ユネスコ世界遺産登録)


サンタマリアデッレグラツィエ教会.gif
Chiesa di Santa Maria delle Grazie◆

私が最初にダヴィンチの最後の晩餐を観たのは1994年、修復の為に足場の組まれた姿だった。
修復を終えた最後の晩餐を必ず観に戻って来ようと心に決めていた。

そして2003年、撮影でミラノを訪れたのだが、撮影の合間になかなか予約が取れない。
何度か交渉をし、朝一番でなんとかリザベーションOK。

新しくできた一つ目の自動ドアが開き入室ししばらくの間待つ、二つ目の扉が開くのに時間がかかる。
これは、壁画を保存している室内の湿度を一定に保つためなのだろうか?数分待たされた。

予約が取れないと言っていた割りに、中にいた入場者は5人程であった。


甦った最後の晩餐。


20年間にわたる修復作業。縦4m横9mの作品。
1日1cmというペースで進められた気が遠くなるような修復作業。

厨房を作るためキリストの足元がくり抜かれてしまっているのが残念だが、全体のバランスや遠近法は素晴らしいの一言。
やはり朝一番の空気が乱されていない時間帯に訪れるのが良い。


ダヴィンチが生涯で十数枚しか描いていないうちの一枚。


ここは必ず訪れないといけない場所である。


第2次世界大戦の爆撃でも奇跡的に残ったメッセージ。
それは単なる幸運ではなく、そこにこそ神の意思を感じることが出来る。

天才が授かった神の意思、その瞬間に今も触れることが出来ることに感謝したい。




山内順仁




itary.gifItaly
Date of Inscription: 1980
Criteria: (i)(ii)
Property : 1.5000 ha
Province of Milano, Lombardy
N45 27 57.2 E9 10 13.8
Ref: 93



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2010.04.20|20:31|World Heritage

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