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東日本豪雨の避難犬は・・・・

まずは東日本豪雨で被災した方々にお見舞い申し上げます。

 

ところで、ララが心配しているのは、被災した家族の飼い犬たち。

 

ララが軽井沢の崩壊した繁殖場からレスキューされたあと、一時預かりのボランティアさんとしてララ(当時の名前は、りんご)を預かってくれた、つくばに住むHさんは、早速、現地にお世話グループの獣医師、ドッグトレーナー、優良家庭犬認定試験に合格した一般の飼い主さんで構成されたボランティアとして足を運び、常総市の避難所で多くの被災犬たちをレスキューしてくれたんだ。

 

Hさんとララ.JPG

2014年11月23日。Hさんに連れられて、始めてわが家にやってきた日。この日からララはわが家の子になりました。抱いてくれているのが、もうすぐお別れする、一時預かりしてくれたHさん。

 

 

でも、命からがら向かった先の避難所では、やっぱり屋内、室内に犬は入れない。

 

Hさんのブログの言葉を借りると・・・・

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「別の避難所に向かうと、2つの建物の二階部分を繋ぐ渡り廊下に、人と犬が何組かいらっしゃいました。

 

「犬を連れて部屋に入れない」と、仕方なくそこで過ごしていたわけです。

 

しかも、その渡り廊下には壁がないんです...。

 

皆さん疲れ果てた表情でした。何も持たずにわんちゃん抱いて逃げてきたけれど、犬okの部屋はなく、硬い床にダンボールを敷き、直に聞こえるヘリや発電機の騒音は止むことなく、廊下だから頻繁に人が通る...。

 

わんちゃんたちも、短く繋がれ身動きできず...。

 

避難から3日目。お話しても、声に力が入らない方ばかりでした。

 

壁のない渡り廊下で、小さなわんちゃんと丸くなって寝ている人や、具合の悪そうなわんちゃんをずっと撫でている人などを目の当たりにして、またまた「同行避難」の大変さを考えてしまいました。

 

その中から飼い主さんが預けたいと希望するわんちゃんを5頭、2回に分けて運びました。近くに場所を提供してくださる方がいたのです。

 

不安いっぱいで鳴くわんちゃんたち。

 

いちいち、「もしこれが自分の身に起こったことだったら、うちの犬たちはこんなふうに預かってもらえるのだろうか。」なんて考え、改めて「しつけ」の大事さを感じてしまいました。

 

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マリア姉さんも、ララも心が痛みます。真夏、真冬だったらどうなるんだろう。

 

自然のこととはいえ、人も犬も一夜にして生活が一変。愛犬と避難した家族は大変な思いをしています。

 

ララはもし自分が同じような境遇になったら、パパたちのそばで、マリア姉さんのように、わがままを言わずにいい子にしていることを誓います。そして、避難して疲れた人たちを癒やせるような犬になります。もし、パパたちのそばを離れることになったら、もっといい子にしています。

 

パパは今、犬用の避難袋を作ってくれています。非常食として、缶詰を48缶、注文してくれたもよう。来週はわが家の住宅街で、避難訓練がありますが、ララたちは同行できるのかな?パパは避難所で少しでも犬たちが安心していられるよう、行政とかけ合う・・・って言っています。現場でペット用テントの設置など、管理者にお願いすることも重要だとか。がんばってワン。

 

by ララ

 

そうそう、環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」というものがありますが、

 

その③災害発生時の動物救護対策の1 初動対応の項では、

 

初動対応.JPG

 

とあります。ペットを連れて避難することは、むしろ環境衛生上でもいいことで、環境省が推奨しているにもかかわらず、残念ながらペットを連れた避難者が冷遇されているのが現状のようです。東日本大震災での教訓が依然として多くの場所で生かされていない・・・ということでしょうか。飼い主は愛犬のために、そのとき、どうするのが最善なのかをあらかじめ、考えておく必要がありますね。

 

ちなみにわが家では、人間と犬用の避難袋を用意するとともに、車中泊可能なステーションワゴンの中に人間と犬用の避難グッズを常備。これは避難所に頼らずに済むためです。また、徒歩で避難するときに備え、大型犬も乗れる犬用の手押しカートも用意しています(東日本大震災で被災したときに購入したもの)。

 

 

cart.JPG

 

 

最後にこれだけは言いますが、「避難はペット連れが基本」。そのための準備をしっかりしておく、ということでしょうか。愛犬は家族の一員なのですから、議論する余地などありません(わが家では)。

 

ちなみにわが家のマリアとララ用の避難グッズは

1.フード(缶詰)

2.おやつ

3.うんち袋

4.ドライシャンプー

5.タオル

6.お皿

7.予備リード&首輪

8.犬の写真(迷子になったとき用)、予防接種証明書、狂犬病予防注射証のコピー

9.犬専用ミネラルウォーター

10.敷物

 

など(玄関と車内にそれぞれ用意)。フード(缶詰)は賞味期限前にトッピングとして使い、補充。ミネラルウォーターも賞味期限前にドライブ旅行などで消費し、補充するといいでしょう。


尚、マリア、ララともにマイクロチップは埋め込み済みです。もちろん、普段からのしつけ(無駄吠えさせないなど)、フードは余裕をもって備蓄する、などのトレーニング、配慮も不可欠だと思います。

 

それから、 イオンペットは東日本豪雨で被災した方たちを対象に、茨城県(下妻店、つくば店、守谷店、小山店、土浦店)で被災したペット(犬、猫)のケアを行っている。電話による相談、健康診断(下妻店のみ)、ホテル無償預かり、無料シャンプー、つめ切り。立派です。

 

by パパ

 

 

 

 

 

 

 

Hさんとララ.JPG
2015.09.15|15:45|Photo Gallery

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