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Sometime Atlas

第十六章 旅するマリア『マリアの夏休み2015』前編

2015年、マリアの夏休みは、世界遺産、富士山の麓にある富士五湖、山中湖へのドライブ旅行です。山中湖と言えば、パパにとって思い出深い場所でもあり、若かりしころはユーミンを聴きながらドライブデートする、カップルの定番スポットだったところ。


そして、パパとママが最初にドライブデートした記念すべき場所でもあるらしい。そんな昔話、どーでもいいですけど。



山中湖マリア尚暉.JPG

パパ思い出の地、山中湖湖畔にて。にやけてます。マリアは5回目ぐらいかな。



当時は東名高速道路 御殿場ICから籠坂峠を越えるルートしかなかったらしいけど、今では東名御殿場IC~東富士五湖有料道路、中央フリーウェイ大月JCT~東富士五湖有料道路を経由して、山中湖ICまでは東京都心から約119キロ、1時間ちょっとの距離にあって、山道を通らず高速道路だけで湖畔近くまでドーンと行けるんだから、アクセスは快適そのもの。言ってみれば、東京からもっとも近いリゾート地のひとつでもあるわけ。


そして今、山中湖は犬連れで入れるカフェ、レストラン、観光スポット、ホテルがいっぱいあり、愛犬家が楽しく快適に過ごせる、ドッグフレンドリーなプチ避暑地でもあるんだ。


滞在するのは、14年12月にグランドオープンした、愛犬と泊まれる高級リゾートホテルとして愛犬家に人気の凛香グループとして4軒目となる、山中湖湖畔に忽然(こつぜん)と現れる「ホテル凛香 富士山中湖リゾート」。マリアは箱根の「ホテル凛香 箱根強羅リゾート」(8月末まで休館中)のリピーターで、クリスマスを過ごしたこともあるからホテル凛香のドッグフレンドリー度の高さ、居心地の良さは百も承知ワン。



凛香山中湖看板.JPG


ところで、今年の夏は猛暑。気温35度を越す日も少なくありません。1年中、毛皮を着ていて、足の裏からしか発汗できない犬にとって、また、愛玩犬のほとんどが1年中、涼しく湿気の少ない北ヨーロッパ原産ということもあって、ドライブ中の暑さ対策は最重要課題ワン。


そこでパパにミニバンを用意してもらいました。3列シートのミニバンの多くは後席専用エアコン吹き出し口や専用エアコン/クーラーが完備され、2列目席~ラゲッジ部分にUVカットのプライバシーガラスやロールブラインドが備わっていたりするから、どこに乗っても涼しく快適にドライブを楽しめるというわけ。



BMW218d@山中湖.JPG ミニバンの一例。




後席エアコン吹き出し口.JPG暑い時期にうれしい後席エアコン吹き出し口。


後席エアコン オデッセイ (1).JPG

ミニバンの後席エアコンコントロールパネルの例。独立温度調整可能。



もし、ミニバンを持っていなくても、レンタカーを使えばOKだよ。タイムズカーレンタルのミニバンなら、大型犬を乗せてもいいらしいし。


さらに熱中症、脱水症状対策として、ドライブ中、車内での水分補給も不可欠。普通の水飲み皿だとお水がこぼれてしまうけれど、車内専用水飲み皿があればOK。わが家には「WATER-HOLE」、「トラベルボウルロードリフレッシャー」という、お水がこぼれない特殊構造のアイテムがあるから安心便利。ドライブ先では食事用、お水用皿としても使えるからね。


車内用水飲みボウル.JPG左がWATER-HOLE、右がトラベルボウルロードリフレッシャー。どちらも輸入物とか。


とはいえ、それがあってもどこに置くんだ?と思うかもしれない。でも問題なし。ミニバンなら、2列目席、犬がゆったりくつろげる2列目席フロア、3列目席を格納してフラットにアレンジしたスペースに置いておくことができる。だからいつでもお水を飲めるんだ。加えてパパは、マリアたちが乗る部分に簡易温度・湿度計を張り付けてあり、まめにチェックしてくれるからさらに安心。犬の快適温度は車内の場合、22~25度前後とのこと。それじゃ寒い・・・という冷え性の人は、羽織ものを用意するといいよ。



車内でパパたちがマリアは聞きたくもない、大昔の山中湖の男と女のエピソードで盛り上がっているうちに、アッという間に東富士五湖有料道路、山中湖ICに到着。



まずは1周、たった14キロの山中湖湖畔を周遊して、湖畔で山中湖気分を満喫。そしてマリアが事前にパソコンで検索した、店内まで犬が入れる、ランチスポットへ。山中湖には煮込みシチュー店のキャセロールやアメリカンダイナーのDINO DINERなどがあるから、犬連れでの食事もまったく困らないからうれしいわん。


キャセロール店内マリアララ.JPGキャセロールの店内。


キャセロールシチュー.JPG

自慢のビーフシチュー。お値段はランチタイムでも高め。


いよいよ、湖畔北岸に位置し、突如現れる、まるでヨーロッパの美術館を思わせる巨大なガラスとコンクリートとレンガの外壁が美しい3階建ての建物、「凛香富士山中湖リゾート」に到着。いやいや、犬と泊まれる数多くの高級ホテル、高級旅館を訪れてきたマリアでさえ、目が点になるほどのラグジュアリー感、高級感が漂っています。何も知らなければ、人間用の超高級リゾートホテルだと勘違いしてしまうほど。たまに外国人観光客が、建物に興味を持って入ってくるんだそうです。


凛香富士山中湖リゾート外観.JPG

凛香富士山中湖リゾートの外観。凄すぎます。


クルマをスロープを上がったところにあるエン トランスに横付けすると、ホテルスタッフが丁重にお出迎え。荷物と犬はここで降ろし 、荷物はポーターサービスで部屋まで運んでくれます。これはもう、一流ホテル並みのサービスだ。


お天気が良ければ正面に富士山を望めるガラス張りのロビーはこれまたラグジュアリーな趣。犬と泊まれるホテルとしてはあり得ない世界が広がっています。フロアは真っ白な大理石で、高級なソファもまた真っ白。足が汚れたままでは入ってこれない雰囲気にちょっぴり緊張・・・しているのは、同行しているマリアの妹、ジャックラッセルのララです。思わず、口あんぐりだもんね。


凛香山中湖ロビー.JPG

全面ガラス張りで、白い大理石が敷かれたロビーフロア。坪単価、高そうです。


「凛香 富士山中湖リゾート」は、そんなエクスクルーシブなホテルにして、ベッドとお風呂の中を除いてすべてのエリアに愛犬を同伴することができます。付帯設備、施設は中庭部部分の富士の水が満たされた浅めのドッグプール、いかにも温泉気分に浸れる(犬が)山中湖温泉のドッグスパ、その横にあるトリミングルーム、芝生のドッグラン、さらに男女別の2つの露天風呂の寝湯とつかり湯が用意された山中湖温泉の外風呂、犬グッズや輸入お菓子を販売しているショップ、そして眺めのいい2階フロアのレストラン「旬」など。


うれしいのはバリアフリーなつくりで、セキュリティーも万全の防犯カメラ付き地下駐車場からはエレベーターでそのまま客室に上がることができ、バリアフリールームもあるだから、老犬対応もばっちりというわけ。


凛香山中湖地下駐車場.JPG

エレベーターホールにつながる地下駐車場の入り口です。屋外駐車場もあり。


エチケットとしてドッグランで遊んだあと、"ちゃんと足を拭いて"、まるで都会の超高級シティーホテルを思わせるロビーでチェックイン。



凛香山中湖ドッグラン.JPG

館内に入る前に、ドッグランに寄って、すること済ませましょう。


凛香山中湖フロント.JPG

白い大理石が敷かれたロビーのチェックインカウンター。豪華すぎます!


今回、お泊まりする部屋は、建物の坪単価、客室や備品のグレードからするとあり得ないぐらいリーズナブルな料金のスタンダードルームだけど、実は「ホテル凛香 箱根強羅リゾート」で仲良しになった支配人さんがここも兼任しているため、特別にもっともハイグレードな客室、離れに1部屋だけある和洋室のスーペリアルームを見学させてもらいました。71・72平方メートルの広さで(山中湖と富士山を一望できるバルコニーを含む)、洋間のベッドルーム(ベッド サイズは1200×1950mm×2)、リビング、バスルーム、化粧台、独立したトイレに、畳の小上がりがあり、屋外のデッキスペースには露天壺風呂とデーブル&チェアまで備わる超ラグジュアリーな一室。全室WiFi環境が整い、愛犬の一時預かりサービス(有料)もあって、快適度は満点。


スーペリアリビング尚暉マリア.JPG

スーペリアルームのリビング。豪華すぎで緊張してます。ララはどこ?


凛香山中湖スーペリア和室部分.JPG

スーペリアルームの小上がり和室部分。まったりできます。


山中湖スーペリア露天.JPGスーペリアルームのデッキスペース。露天風呂付きです!


で、今度は絶対ここに泊まらせてね・・・とララと口をそろえてパパに言いながら、ロビーに戻り、エレベーターで快適に客室へ。約34平方メートル~の広さのスタンダードルームにはすでに荷物が入っていて、ララ用の無料貸し出しのクレートも用意されていました。大型犬1頭、小型犬1頭なら十分な広さで、もちろんこのお部屋も独立したバス、トイレ付き。テーブル&チェアー完備のテラスもあって、ドッグランや山中湖、富士山を望むことができるんだからリゾート気分満点。「タオルの質が高級ホテル並みだぞ」なんてパパはうなってます。



部屋ネームプレート.JPG

お部屋の前にはこんなプレートが。


凛香山中湖スタンダードルーム.JPGスタンダードルームのベッドスペース。


凛香山中湖テラススタンダード.JPGスタンダードルームのテラス。


凛香山中湖スタンダードルーム風呂.JPG

スタンダードルームのバスルーム。フルオートのトイレは別にあります。


ちなみにエレベーター内に、なんと「ペット」というボタンが。マリアが乗ったとき、これを自分の前足で押さなきゃいけないと思ったら、そうじゃないらしい。これは飼い主が押す、「大型犬が乗ってますよ」、というサインとか。2/3階のエレベーター呼び出しボタンにそれが表示されるんだって。凝ってます。


エレベータボタン.JPG


お部屋で休憩したあとは、館内をわんわんチェック。まず向かったのは富士の恵みの水を張ったドッグプール。暑い夏に水遊びするのに最高で、水深は浅く安全。プールサイドにはリゾート気分を盛り上げるサマーベッドもあって、マリアたちが水遊びしている姿を眺めていられます。



ドッグプールベッド尚暉マリア.jpg

ドッグプールにて、リゾートしてるパパ。マリアは付き合い。ビールはまだ早い。ララはプール満喫中。ずぶ濡れですが。


さらに1階奥には山中湖温泉のドッグスパまであって、いい湯だな~?を犬も楽しめるからゴキゲン。もちろん、毛だらけの体がぬれても心配なし。ドッグプール、ドッグスパの両方にトリミング台、ドライヤー、タオルなどが完備されているからね。


ドッグスパマリア.JPG山中湖天然温泉のドッグスパ。あとで入ります・・・。


トリミング台凛香富士山中湖リゾート.JPGトリミング台がドッグプール、ドッグスパの両方にあります。


あれっ、そうこうしているうちに、鼻のいいマリアは分かるんだ。おいしいにおいがただよってきたぞ。そろそろ、待ってましたのディナーの時間かも・・・・・。


つづく


■今回の宿
「凛香 富士山中湖リゾート」
山梨県南都留郡山中湖村平野2645-1
TEL 0555-62-6400
http://fuji-yamanakako.hotel-rinka.jp/

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