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Sometime Atlas

第七章 『わんわんミシュラン裏話』 05

「わんわんミシュラン覆面調査の過酷な1日- その2」

 

 

 

21時) 夜も更けてきたのに、しかし仕事は終わりません。ラウンジのようなところがあれば、そこでほかの飼い主さんと交流。マリアのかわいさ!?(親バカだ)をダシにさりげなく、この宿の印象などを聞き出したりします。本当に嫌な客だ。運がよければ、つい最近行った宿の評判、悪口なんかも聞き出せたりして。

 

 

 

21時30分) まだまだ仕事は終わりません。バーラウンジがあればそこで調査のために1杯(ホントか?)。ビリヤードルーム、オーディオルームなどがあれば、顔を出します。ペットと泊まれる宿って、夕食後、やることがなく、みんな部屋にこもってしまいがちですが、バーやプレイルームなんかがあると嬉しいですよね。

 

 

伊豆 河津にある四季の蔵は、持参したLPレコードやCDを聞きながら、バリ風インテリアの中のバーカウンターで1杯やれたりしますけど、これまで数回訪れても、この時間にそこで飲んでる人、見かけたことありません。なるほど日本人ですね、欧米人なら絶対集まってくるのに・・・。

 

 

 

 

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伊豆、河津にある「四季の蔵」の庭園に面したラウンジ&バー。アジアンテイスト満点で、まるでバリのリゾートにいるような雰囲気。アナログ/デジタルオーディオ機器、バーカウンターもあります。 

 

 

 

22時) 部屋に戻ってきたのもつかの間、今日1日の調査メモをまとめなければならないのがジャーナリストの宿命です。大変だ。勤勉だ。一応、テレビは付けてみます。映りが悪い場合は、メモしなくちゃいけませんからね。

 

 

 

23時) そしてマリアを夜のお散歩に連れ出したあと、マリアに今日1日の感想を聞く。ドライブは快適だったかい?部屋は快適かい?ドッグランは走りやすかったかい?夕食のワンコディナーはおいしかったかい?宿のスタッフは親切にしてくれたかい?床の座り心地はどうかい?安心できる寝床は決まったかい?なんてね。

 

 

 

africaroom_maria.JPG寝床、決まりました・・・のマリア。このコテージ風宿ではリビングルームのソファにかけるカバー完備。普通、直にソファに乗せちゃいけません。

 

 

 

23時30分) それが終わってやっとバスタイム。しかーし、のんびりつかっている場合じゃない。外風呂、内風呂(あれば)を使い、お湯の熱さ、シャワーの湯量などまでチェック。湯上がりのバスタオルのふき心地もね。ほとんど職業病です。いつか、ハワイ、ワイキキの主要全ホテルの床や天井、テラスの寸法をメジャーで計り、バスタブにお湯を張る時間、お湯を抜く時間などストップウオッチで計り、ABCストアまで何歩で歩けるか、歩数計で計った変態ですから、ボクは。

 

 

 

24時) 1日の終わりはベッドの寝心地のチェック。宿によってはベッドのスプリングがヘタっていたりするから悲しいです。そうそう、つい最近泊まった、いぬのきもちコテージのベッドは全米ホテルシェアNo.1とかの「サータ」製だったんですが、これが寝心地抜群。その夜、震度4前後の地震が1時間に1回ぐらいきたんですけど、あまりの寝心地の良さに、地震なんて気にならずグーグー寝てしまったほどでした。

 

 

 

 

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これが、いぬのきもちコテージで採用されているアメリカのサータ社製ベッド。とにかくフンワリしながらコシがあり、体を包み込んでくれます。

 

 

 

翌朝 7時)  朝はマリアとドッグランや近所をお散歩。ドッグランの使い勝手や近所のオサンポコースの良しあしを再度、確認します。それから外風呂へ。朝、ちゃんとクリーンアップが済んでいるかも要チェックですね。

 

 

 

8時)  朝食。またまた一脚を使って料理撮影。朝一番の食事は1日の気分を大きく左右する・・・という格言の元、料理を評価。ジュース類など、チョイスできるバラエティーさも評価の対象です。いつか、ボクが飲めないコーヒーを出されて、紅茶に換えてもらえますか?と言ったら、嫌な顔された論外の宿もありましたけど・・・。

 

 

 

 

elfo_morning.JPG山中湖にあるカーロフォレスタ「エルフォ」の朝食は、4部屋しかないエルフェのお客さん専用のダイニングで( 夕食はお部屋で )。こんな朝食で1日をスタートできれば幸せですよね。 内容は調査当時のものです。朝食は明るいので撮影が楽。

 

  

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ペットと泊まれる宿の洋食も今ではこんなグレードです。トッチーいわく、「とっても幸せな気分でいただける」という四季の蔵の朝食の一例。パンは焼きたて、暖かい卵料理が出てくるタイミングも絶妙。なにもかもが新鮮です。ジュースバーにはグァバ、マンゴー、洋梨、ブルーベリー、リンゴジュース、牛乳が揃い飲み放題。まるでハワイみたいですね~。

 

 

 

9時)  部屋に戻り、朝の部屋の雰囲気、光の入り具合などをチェック。10時チェックアウトの宿ならそろそろパッキング開始。マリアは出発直前のお散歩。すっきりしてクルマに乗り込まないと。

 

 

 

10時~11時)  チェックアウト。最後のチェックポイントは精算時。夕食時の飲み物など、何にいくらかかったかなど、ちゃんとした説明があるかどうか。ただ一言、いくらになりました、では失格ですね。そして宿を出るときの対応。飼い主と愛犬が気持ち良く宿をあとにできるかは、リピート率に大きく影響しますからね。

 

 

そうそう、宿のチェックアウト時間ですが、ほとんどの宿が10時ですが、朝食の時間が8~9時だとそのあと、ゆっくりできません。個人的には11時であってほしい。その1時間の違いで快適度、朝のゆとりがずいぶん違うからです。これまで訪れた宿では、四季の蔵、カーロフォレスタ・エルフォ、いぬのきもちコテージなどが11時でした( 調査時。チェックインは15時 )。

 

 

 

ちなみに、チェックアウト後も、わんわんミシュランの調査員であることはほぼ絶対に明かしません。

 

 

 

11時) さらに、必要があれば宿周辺のペットと入れるスポット、ランチがとれるレストランへ。いやー、というわけで、大変なわけです、わんわんミシュランの覆面取材も。「毎月、愛犬と旅行できていいですね」、なんて犬友達に言われますけど、こんなことをやっていると知れば、「それはそれは、お疲れさま」・・・ですよね。

 

 

D CAFE_outback.JPGホテルをチェックアウトした後も取材に向かいます。ここは軽井沢のD-CAFE。お店の前にクルマを停めて撮影するのもけっこう大変。だって、駐車場じゃないところだったりして。でも、このカットは絶対必用。 ちゃんとクルマで訪れた証拠写真ですからね。

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