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Sometime Atlas

第二章 『愛犬は家族を和ませ夫婦の危機を救う?』 02

若いころ、クルマでデートした経験って、ほとんどの人にあるはずですよね。車内は2人にとって近すぎず遠すぎない黄金の距離間。出会ったばかりの男女でさえ熱く密接な関係にしてくれるドライブも、お互い長年いっしょにいる夫婦だと、なれ合いになりすぎて、緊張感なく会話も少なくなりがち、かも知れません。

 

しかし、これまた愛犬がそこにいると不思議と雰囲気が和み、会話が弾んでくるのも、経験上、本当なんです。

 

 

たとえば後席に誰かを乗せたとき、人の輪ができて会話が弾みドライブがより楽しいものになりますよね。その誰かが愛犬でも同じなんです。初めて見る美しい景色、季節を肌で感じさせてくれる風、そして初めて入るレストランや泊まる宿への期待・・・そんな感動、想いを犬に話しかけると自分も楽しくなり、犬もそれを理解してほほ笑んでくれます。

 

ですから、犬をダシに夫婦で出掛ける機会をつくり!?ドライブを重ねることこそ、夫婦がずーっと仲良くいられる秘訣、そう思えてしまうのです。車内には愛犬がいて、2人は例の黄金の距離間にいる。会話が弾み、幸せな気分になれないほうがおかしいじゃないですか!

 

 

振り返れば、50代に突入したボクたち夫婦のコミュニケーションをより密接にしてくれたのは、愛犬とのドライブだったと思います。カミサンもボクも大のクルマ好き、運転好きで、ナナがそうだったように、マリアもまたクルマに乗ることが大好きです。

 

クルマに乗るときはうさぎのように飛び跳ね、乗った直後はシートに顔をこすりつけ、おなかを出してうれしさを最大限に表現して見せるのです。これから家族と出掛けることが心底、うれしいのか、楽しい場所に連れていってくれる予感にワクワクするのか、マリアにとって幸せ度マックスとはこのことでしょう。

 

 

maria_drive_karuizawa.JPG軽井沢へドライブしたときのワンショット。雨の日でしたが、スバル・レガシイ・アウトバックの快適で静かな走りと、大きなガラスサンルーフが雨の日のドライブならではのしっとりとした雰囲気を醸し出してくれました。マリアは家族と一緒のドライブの楽しさ、うれしさに幸せ度MAX ! 目がキラキラして、笑みがこぼれています。

 

 

そんな姿を見ると、本当にこっちまで幸せな気分になれるのです。もっとあちこちドライブに連れて行ってあげたいと思わずにいられません。実際、犬と暮らすようになってドライブに出かけるきっかけ、チャンスは飛躍的に増えていきました。逆に言えば、もしわが家に犬がいなければ、間違いなく夫婦+αで出掛けるドライブの機会は減っていったことでしょう。悲しいかな、きっかけ、目的の多くを失ってしまいがちだからです。

 

昔の写真を見て、「あー、出会ったころは毎週のように、ボクのクーペか彼女のスポーツカーであちこちドライブしてたのに・・・」なあんて甘い思い出に浸っても、どうなるもんじゃありません。

 


ちなみに「どうもうちの犬はクルマが嫌いみたい。乗ることを拒否するんだ」という知り合いもいるにはいます。本当の理由は定かではありませんが、聞いてみると、初めてクルマに乗せたときの行き先が病院だったりするケースが多いんです(去勢、避妊手術とかで)。すると、クルマに乗る→怖く痛いことをさせられる場所に行く・・・と刷り込まれてしまうんですね。

 

愛犬をクルマ好きにするには、とにかくドッグランや公園、ペットと泊まれる宿など、楽しい場所にどんどん連れて行ってあげることと、車内に安心できて快適な居場所をつくってあげることに尽きるでしょう。クルマに乗る→楽しいことが待っている・・・そう思わせることが秘訣です。

 

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