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Sometime Atlas

第十一章 『愛犬と暮らす幸せ』 02

 

普段はごく自然にわが家の一員として生活の中に溶け込んでいるマリアですが、ある日、家の中にいないと不思議な気分になったりします。

 

 

先日、カミサンは2泊3日で神戸・京都旅行、ボクは出張という数日間がありました。で、マリアを近所のドッグトレーナー経営のドッグホテルに預けることにしたのです。まぁ、もう15年以上の冬の恒例行事となっているユーミンの苗場コンサート滞在期間中とか、海外旅行中に、犬をホテルに預けることはしばしばです。マリアとしても、今回が始めてじゃありません。

 

 

 

ところがカミサンが出掛けた夜、仕事でヘトヘトになって家に帰ると、カミサンはもちろん、あれ、マリアがいない!どちらかと言えば、マリアがいないことに違和感を覚えたわけです。「そうか、今夜はホテルか・・・」。いつもいるはずのマリアが出迎えてくれない玄関、マリアがいない夜はとても寒々、寂しく感じました。よく、ひとり1杯やるときの付き合いを、嫌々ながらもしてくれる相棒でもあるんです。いい年の大人の気持ちとしてはどうかと思いますけどね・・・・。

 

 

 

 

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カミサンがいないということは、こっちが疲れていても食事の世話、朝、夕、夜の散歩があるわけですが、面倒とかそういう問題じゃないことを、その夜、翌朝、起きたときに痛感しました。マリアがいないだけで、わが家はこんなにも静かで、いや、寂しいものなのか、と。

 

 

 

 

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乗っちゃいけないと言い聞かせているソファにこっそり乗っているマリア。ママに目撃されたら怒られるぞ。でも、いてくれるだけで幸せな気持ちにしてくれるんだから、いいか。 『なにか?』 by maria

 

 

 

そして翌日からは1泊出張でした。早朝、出掛けるときに、いつもならこっちの旅行支度を動物の嗅覚(きゅうかく)で察知し、玄関で「私もついていく~」とばかりクルマに乗りたがる、うっとうしくもあるマリアがいない。まっ、それはそれでいいです。こっちも急いでますから。

 

 

 

翌朝は出張先からクルマでドッグホテルへ直行です。高速道路で約2時間の距離ですが、なんだか、恋人に会いに行くように、急いでいる自分がいました。1分でも早く迎えに行ってやりたいという親心でしょうか。いや、決してドッグホテルの"延長料金"を心配してたわけじゃないです。

 

 

 

そしてドッグホテルに着き、マリアと対面すると、マリアは嬉しくてピョンピョン飛び跳ねる。シッポをグルグル回す。ボクに飛びつきまくりです。まさに劇的対面?実は、ボク1人でマリアをホテルに迎えに行くのは初体験ですが、そこまでうれしがってくれるとたまりません。そうか、そんなに逢いたかったのか・・・。ボクが来るのを待っていてくれたのか・・・。違うかもしれませんけど。

 

 

なので、サービスでそのままマリアが大好きな公園へ直行。しばし散歩させてあげました。どことなく、いつもより楽しそうで、ボクを見る目が「感謝」しているようでもありました。そしてそれは犬と暮らしていて良かった、幸せだなぁと思う瞬間でもあったのです。

 

 

 

 

maria_inouehouse2011.11.1.jpgマリアを預けたドッグホテルでは、チェックアウト時、滞在中の様子のリポートと、こうした滞在中の写真をあしらったカードが渡されます。 

 

 

 

思えば、はるか昔、娘が小学生のころ、学校の旅行の帰りに迎えに行ってもそこまでは喜ばれなかった。「パパ、ただいま。はい、おみやげ」それだけです。抱擁もなにもありません。グルグル回ったりもしません。2~3日会っていなかっただけですから当然でしょうけど、犬のほうがよっぽど全身でうれしさを表現し、全身で感謝してくれるんですよ。たまりませんね。

 

 

 

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