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Sometime Atlas

第七章 『わんわんミシュラン裏話』 01

「わんわんミシュランを始めたきっかけとは?」

 

 

知っている人は知っている、"愛犬と旅する幸せ"に興味ある人は毎月見ている!?ペット大好き!の『わんわんミシュラン』 (ペットと泊まれる宿を毎月、アポなし、覆面で調査、評価している連載企画) ですけど、スタートしたのはもう7年前のこと。そうか、もうそんなになるのか。

 

 

始めた理由は、当時、ペットと泊まれる宿の格差が激しく、いい宿、イマイチの宿の差がはっきりしていて、楽しみにして訪れても、ガッカリ!なんてことがよくあったのです。で、「もう二度と、ペットと泊まれる宿なんか行きたくない!」そんな旅好きの愛犬家も続出。宿のホームページを見るだけでは、良しあしは分からない・・・。それが真実で、ボクがナナと初めて訪れた宿もそうだったんです(以前、お話ししましたよね)。

 

 

そこで自ら、愛犬と旅しながら、しっかり調査、評価しておすすめの宿を紹介したいと思ったのが、わんわんミシュランが始まったきっかけです。ペット大好き!というウェブサイトのスタッフが「それは愛犬家のためになる、ぜひやりましょう!」とスペースを作ってくれたのでした。

 

 

そしてレガシイやインプレッサ、フォレスター、エクシーガなどを発売している、ペットフレンドリーな自動車メーカーでもある富士重工業(株)、スバルが毎回、車両を貸してくれる事になりました。ありがたいです。

 

 

 

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 そんなわけですから、ナナ、マリアはスバル最新のクルマに乗ることができます。というか、スバルのすべてのクルマに乗っています。

 

 

 

そもそもボクはホテル大好き!しかもよくある「ペットと泊まれる宿ガイド」とは違う、アポなし、覆面、自腹を基本としたのです。ボクは旅行ガイドブック、ホテル紹介記事を数多く手がけましたが、アポを入れて取材、無償滞在すると、悪いことはまず書けません。宿側も構えて特別待遇してしまうこともままあるのです。なんとなく、分かりますよね。だから、アポなし、覆面調査なんです。

 

 

ボクはかつて日本全国のリゾートホテルをリポートする連載記事や、女性誌、旅行誌での海外旅行記事、ハワイ、ラスベガスなどの本格実取材ガイドブック、ホテルガイドブックなどを手がけ、地球の歩き方マガジン「トラベルフロンティア」(現在は発行されていません)では旅関連の連載、海外取材記事を担当。ハワイ・ワイキキの小さなホテルの日本人サービス業務などをこなしていましたから、ホテルの取材、評価、ホスピタリティに対する考え方には多少の自信はあったのです。今では家族の中に東京の老舗ホテル勤務の者もいて、(ホテルの内情情報が収集できます)とにかくホテルにはうるさい。

 

 

 

 

 

guidebook_new.jpgボクが企画、取材、執筆した海外旅行ガイドブック、海外旅行誌、海外旅行術の単行本の一例。1年の1/3近く、海外取材、旅行に出掛けていた時代もありました。右端は講談社から発売中の「すごい海外旅行術」。2010年7月に第3版発行。地道に売れてます。海外旅行の裏技満載ですよ。

 

 

 

でも、最初は試行錯誤でした。わんわんミシュランは毎月更新ですが、月に2軒は訪れ、いいほうを紹介することにしていましたが、それでも両方、イマイチなんてこともありました。なぜなら、スタート当時はまだ、ペットと泊まれる宿のクチコミ情報などほとんどなく、いきたありばったりみたいなところもあったのです。ホームページではすごくキレイで、設備も整っているように見えた宿だって、あまりのひどさに、チェックインはしたものの、泊まらずに帰ってきたこともありました(当日キャンセル!?ですから、宿代は全額支払いました)。以来、予約前に電話でしつこくアレコレ聞くようになりましたけどね。

 

 

 

しかし、そーゆーことがあればあるほど、『わんわんミシュラン』はぜひとも必用だ、と確信するようになりました。せっかくの愛犬との旅ですから、幸せな気分になれなくちゃいけない、快適じゃなくちゃいけない、満足できなくちゃいけない、です。せっかく訪れたのに、飼い主や愛犬をガッカリさせてはいけない。

 

 

  

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2004年秋、『わんわんミシュラン』の始めての宿編で訪れた福島 いわき湯本にある「三大明神ハンモックガーデン」のコテージ。山ひとつをそのままネイチャーなリゾートにしたところで、池があり、小川が流れ、芝生の丘にはハンモックがあり、ナナは自由自在。ノーリードで走り回っていました。現在は営業形態が変わっていますけど、自然の中のリゾート感はそのままのはず。先代型となるレガシイ・アウトバックの姿が時代を感じさせます。ナナもその後ろにいますよ。

 

 

 

これまでどんな基準で宿を選んできたかと言えば、まずは同伴できる犬のサイズの制限がなく、宿の中のどこへでも犬を同伴できる・・・という点が基本です。そしてミシュランですから、料理がおいしくなくてはならない。料理にこだわりがなくてはならない。

 

 

 

同伴できる犬のサイズの制限・・・は、たまたまわが家の愛犬がゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバーだったから、ではありません。そもそもサイズを制限すること自体、ペットフレンドリーな宿とは思えないからです(一部、闘犬などの制限は納得できますが)。人間用のホテルで、大柄な人お断り、太った人お断り・・・なんてこと、ないでしょう。

 

 

 

レストランに入れません・・・というのも不思議ですよね。せっかくの愛犬との旅。いつでもいっしょ、とくに街中のレストランでなかなかできない、愛犬との食事こそ、大きな楽しみ、幸せだと思うからです。そうした制限のある宿は、ペット同伴専門宿ではなく、「ペット同伴可をうたえば、より多くのお客さんがくるだろう」ぐらいのことで、もともとペット同伴用のコンセプトなどなく、ペットに優しい宿の造りにはなっていないことが多いです。

 

 

 

ある御殿場にある宿は笑えました。全犬種宿泊可。しかし同伴できるのは客室のみ。「ペットはロビーや廊下に立ち入り、歩くことはできません」なんていう説明がある。大型犬をどうやって歩かせず、部屋まで連れて行くのか!犬に興味のない、犬を飼っていないホテルの経営者の発想って面白いです。電話して詳しく聞いたら、抱っこするか、おりに入れて運べと言う。へーっ、やってみれば。そんなところに行っちゃいけません。抱っこできる小型犬連れだろうと・・・・・。

 

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今ではこんなに素敵な宿に愛犬と泊まることができます。写真は山中湖にあるカーロフォレスタ・エルフォのアフリカルーム。2階建てのコテージ風ホテルで67.2㎡。窓の外は専用庭。愛犬がいつでも走り回れます。夕食は部屋だしのフレンチ懐石。広々としたベッドルームは2階にあります。

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