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Sometime Atlas

第十二章 『マリアに聞いた愛犬とのドライブ旅行術』 01

マリアがわが家にやってきてもうずいぶんたちました。今では自他ともに認める立派な自動車評論犬!? ペットと泊まれる宿評論犬!? に成長し、旅するラブラドールとして多方面で活躍しています。乗ったクルマはボクの自動車評論家という仕事の関係もあって国産、輸入車を含め50台以上。プライベート、仕事で訪れた宿も30軒以上を数えました。

 

 

 2歳半のとき、ある日突然、鹿児島空港から飛行機に乗せられ羽田空港に降り立ち、始めてクルマに乗ったときから、クルマ大好き!ドライブ大好き!もちろん、宿の滞在も、おいしいものが食べられるかもしれないとあって、大好き!です。

 

 

 

そこで今回からは、ペット大好き!というウェブサイトの『わんわんミシュラン』という連載でペットと泊まれる宿を覆面調査し、さまざまな雑誌、webのドライブ企画にかかわってきたマリアに、犬連れドライブ、犬連れの宿滞在をより快適に、楽しくする方法を聞いてみようと思います。「ただじゃ教えないよ!」なんて言っているので、ちゃんとおやつも用意してあります。年末年始の愛犬連れドライブ旅行の参考にして下さいね。

 

 

 では、まずは宿の選び方から教えてね。

 

 

 「始めて訪れる宿を予約するなら、予約の前に直接電話をして、お部屋の様子、ペット同伴可能なエリア、付帯設備、食事の内容(ワンコメニュー含むワン)、ペット向けサービス、お散歩コースの有無などについて詳しく聞いてみて。電話口の対応でその宿の経営姿勢、ペットフレンドリー度がある程度は分かるから(電話はチェックイン/アウト、食事時間帯を外して)。

 

 

 

例えば、旅行業界的な見方をすれば、人間1人+ワンコでも歓迎してくれる宿はいろいろな意味で余裕がある宿とも言えるワン。また、食事のメニューで苦手な食材があれば変更が可能かどうかも聞いておくといいわよ。せっかくの愛犬といっしょのディナー、満喫したいでしょ。これまでマリアが訪れた宿の多くは親切に対応してくれたし・・・・。

 

 

 

 

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                                              ワンコ用のディナー。南房総にある「館山ディアナ」にて。

 

 

 

宿選びのポイントは飼い主も愛犬も満足でき不自由なく心地良く過ごせること・・・に尽きるワン。バスタブ内やベッドの上は別にしても、それ以外すべてのエリアに愛犬を同伴できることが大前提。つまり滞在中、ずーっと愛犬といっしょに過ごせること。ダイニングはもちろん、外風呂の脱衣場まで同伴可の宿も少なくないのよ。そして部屋が広く(25㎡以上だとゆったり)、バストイレ付きで(貸し切りの外風呂のみだと好きな時間に入れず、混雑期は入浴のチャンスを失うことも)、敷地内に広いドッグランがあること。

 

  

 

mutsumiann_baht.JPG         伊豆、河津の「むつみ庵」のお部屋には、テラスとつながった部屋風呂が。今では源泉掛け流しとなってとても贅沢です。

 

 

 

飼い主の満足度という点では食事は最も重要よねっ。シェフがいたり、料理自慢でクチコミの評判がいい宿を選ぶと間違いなし。また、看板犬がいて小型犬だと自然と小型犬連れの宿泊客が多くなって、大型犬だと肩身の狭い思いをする可能性もあるから注意してね(その逆も)。経験上、全犬種OKという宿はペットフレンドリー度が高い場合が多いワンよ。

 

 


理想は部屋から直接ドッグランに出られる、または1階で専用庭があるところ。朝、夜の排泄をワンコだけ出して済ませられるから超便利。トイレの近い老犬や足腰の弱いワンコにもお薦め。もちろん、ペット用設備&アメニティーの充実度も要確認。宿のペットフレンドリー度の目安になるからね」。

 

 

 

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                  客室にプライベートドッグランが完備されている宿のひとつが山中湖にあるコテージタイプの高級宿「エルフォ」。

 

 

宿意外にも、飼い主が事前に調べておかなきゃいけないことってあるよね?

 

 

「出発前に宿の近くにあるペット同伴で遊べるスポット、ペット同伴可のカフェなんかの情報を仕入れておけば旅がさらに充実。ペットフレンドリーなエリアは、関東圏なら軽井沢、那須、伊豆高原などが挙げられるけど、ペットと泊まれる宿だけじゃなく、ペットと入れるカフェ、観光スポットも豊富。ワンコは暑さ、湿気が苦手だから、冬なら気候が温暖で温泉があるようなエリアが飼い主にもおススメだけど、逆に夏なら高地、高原が適してることも覚えておいてね。」。

 

 

出発前に注意すべきことってあるのかな?

 

 

「待ちに待ったお泊まりドライブ!ワンコもオシャレして出掛けたいと思うのは当然!? 出発2日前にはシャンプーして(前日だと疲れが残る)全身をピカピカにして、当日は出発2時間ぐらい前に食事をとり(出発直前に食べるとクルマ酔いしやすくなるワンコもいる)、軽くお散歩させて排せつを済ませておいてね。そしてブラッシングしてからいざ出発!ブラッシングすることで、車内での抜け毛が減るからね(抜け毛のある犬種の場合)。

 

 

 

ドライブプランをつくるとき、こうして欲しいってことあるかな?

 

 

「長時間のロングドライブの際は最低、2時間に1回はクルマを停めて、ワンコを外に出して休息させてあげてほしいの。ドライブ中は狭い車内に閉じ込められてる感じだから、リフレッシュする必要があるのよ。軽くお散歩させて新鮮な空気を吸わせ、排せつさせてあげること。だから、ドライブプランニングの段階で、どこで休憩し、どこのSA/PAにドッグラン、ドッグカフェなどがあるかなども要チェック(現時点で高速道路のSAにドッグカフェがあるのは東名高速・足柄SA のみです)。

 

 

 

ところでSA/PAなどでの犬の降ろし方について。狭い車内にいた犬は、ドアが開くと開放された興奮で、いきなり車外に飛び出してしまうことがあるワン。で、車内でリードを付けてから乗せ下しすることが鉄則。何しろSA/PAはクルマの往来が激しいから要注意。もちろん、SA/PA内ではリード着用、お散歩バッグ携帯が基本。食事する場合、車内で"待て"は厳禁。ワンコといっしょに食事ができる屋外テーブルを利用してね。マリアは東名高速・足柄SA(下り)の屋内ドッグカフェ、、東北自動車道・那須高原SAの芝生の上のテーブル席がお気に入りワン(売店でワンコ用のおやつも売っているから・・・・)」。   (つづく)

 

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                       那須高原SAのドッグランの横にあるベンチにて。パパはここでホットドッグを食べるのが大好きなんだとか。

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