8.数字にまつわる不思議な話:黄金比 2012.02.06前回、フィボナッチ数列を紹介しました。その中で、自然界のデザインにフィボナッチ数列があるのは偶然ではない、と断言しました。今回は、その根拠について説明します。 0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、8...
8.数字にまつわる不思議な話:フィボナッチ数列 2012.01.23さて、今回のテーマは、数字です。これから、数字にまつわる不思議で、興味深い話をしましょう。 すでに、私たちの生活の一部となっているコンピュータ。さぞ、高度な思考回路が構築されていると思われていますが、そうではありま...
7.水と原子:アトメトリックス② 2012.01.10しかし、すんなりと掲載というわけにはいきませんでした。とにかく、不確定性原理によって原子のモデル化はナンセンスとされており、ある意味ではタブーでもあったからです。それでも、審査員に根気強く説明し続けた結果、ようや...
7.水と原子:アトメトリックス① 2011.12.26水分子の結合角の疑問は解消しましたが、今度は原子構造そのものに魅了されました。信じられないかもしれませんが、これだけ科学が発達した世の中にありながら、原子構造の定義はいまだに曖昧です。陽子と中性子を内包する原子核が...
7.水と原子:水の分子構造 2011.12.12水の分子構造の不思議 私はベンベニステ博士やロレンツェン博士、ウェインストック博士、江本さん、シャウベルガーの著書をはじめ、水に関する書物を読み耽るうち、自分でも水を研究したくなりました...
7.水と原子:日本とオーストリアの研究者の話 2011.11.28まだまだ、水にまつわる話題は続きます。今度は日本とオーストリアの研究者の話です。中谷宇吉郎と言えば、雪の結晶の研究で知られていますが、同じ日本人で水の結晶に注目した研究者がいます。江本勝さんは、アメリカでロレンツ...
7.水と原子:水のコミュニケーション 2011.11.14次の話は、アメリカの生化学者リー・ロレンツェン博士と、科学者ロナルド・ウェインストック博士の研究です。 1980年代、ロレンツェン博士とウェインストック博士は、「我々の体内の細胞は、水によってコミ...
7.水と原子:水の記憶事件② 2011.10.17困ったのは、当時の『ネイチャー』の編集長だったジョン・マドックスです。なぜなら、マドックスは、ベンベニステ博士の論文を公開科学論争のきっかけにする目的で掲載したからです。予想通り、論争に発展したものの、誤算だった...
7.水と原子:水の記憶事件① 2011.10.03今回のテーマは水です。水は水素と酸素の化合物で、化学式H2Oで表されます。そして、何よりも、私たちが生命を維持するのに欠かせない物質です。これから、水にまつわる興味深い話をいくつか紹介したいと思います。 唐突ですが...
6.バックミンスター・フラー:広がるワールド・ゲーム 2011.09.05ワールド・ゲームがCNNを生んだ!? 今回で、バックミンスター・フラーの話題は最後となります。前回、フラーが提唱した思想であるワールド・ゲームが生かされていない、と話しました。でも、悲観ばかりしても仕...
6.バックミンスター・フラー:フラーの嘆き 2011.08.08フラーは、ワールド・ゲームをダイマクションマップ上の仮想世界ではなく、現実世界で活用しようという壮大な計画を持っていました。そのためにコンピューターを最大限に利用するところまで描いていました。フラーが存命中、コ...
6.バックミンスター・フラー:ワールド・ゲーム 2011.07.11キーワードは「More With Less」 フラードームやダイマクションカー、テンセグリティーなど、フラーが手掛けた建築や構造体について語ってきました。ここでは、ちょっと視点を変えて、バックミンスタ...
「下鴨の家」が2011グリーン・グッドデザイン賞受賞 2011.07.06Chicago Athenaeum Architecture and Design Museum "Green GOOD DESIGN Award 2011" "House in Shimogamo" ...
バックミンスター・フラー:テンセグリティー構造 2011.06.27クモの巣のような建築構造 近年、建築分野で注目を集めているテンセグリティー構造も、1948年にバックミンスター・フラーが自然の中から学び発展させたものです。テンセグリティーとは、テンション(張力)とイ...
6.バックミンスター・フラー:その功績をたどる 2011.06.13フラードーム バックミンスター・フラーの話を続けます。 フラードームでは、1967年のモントリオール世界万国博覧会のアメリカ館が有名です。直径76mのドームで、すでに組み立てたパーツを梱包(こんぽう)...
6.バックミンスター・フラー:「成功した失敗例」 2011.05.30今回は、私が敬愛するバックミンスター・フラー(1895~1983)について話します。前にも触れましたが、フラーはアメリカの科学者であり、思想家、デザイナー、建築家、発明家、詩人と多方面で活躍した人物です。いわゆる、...
5.現在のテーマ:下鴨の家 2011.05.16インターフェース+サステイナブル 下鴨の家は、京都の閑静な住宅街にあります。モダンかつシャープな外観だけを見ると、完全にモダニズム建築です。しかしながら、私がこだわるインターフェースや、日本家屋から学...
5.現在のテーマ:インターフェース 2011.05.02防衛的な設計から生まれた概念 1995年、独立して15年が経っていました。ふと、これまでの作品を振り返ると、防衛的な建築をしている自分に気が付きました。アナーキテクチャーやフルメタルジャケット、見える...
世界は1つ、すべての生命は同じ意識の海から生まれる 2011.04.13被災地、被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 東日本大震災に見舞われた被災地や被災者の皆様の姿を見るたび心が痛み、かける言葉もありません。発生から1か月が経ちましたが、いまだ行方不明者は1万5...
謹んでお見舞い申し上げます 2011.03.22このたびの地震・津波による災害被災に苦しんでおいでの皆さま、心からお見舞いを申し上げます。 暗い、冷たい今日の向こうには必ず明るい、あたたかい明日が待っています! どうぞ希望を持ち、がんばり、何とかこの山を乗り越えて...
5.現在のテーマ:インターフェースに至るまで 2011.03.07フルメタルジャケット アナーキテクチャーから離れた後、「フルメタルジャケット」や「見える建築・見えない建築」などのテーマに取り組んできました。フルメタルジャケットは、外壁にメタルなど金属素材を多用して...
4.初期のテーマ:アナーキテクチャー 2011.02.21人間が内包する二重性を建築で表現 次に話すのは、私の初期のテーマであるアナーキテクチャーです。アナーキテクチャーは、あくまでも個人的なテーマです。アナーキテクチャーとは、私がつくった造語で、建築を意味...
- 4.初期のテーマ:ポストモダンとトム・ウルフ 2011.02.14
Style(様式)とFad(一時的な流行) モダニズム建築とポストモダン建築。建築史の中では、モダニズム建築はスタイル(様式)として確立し、現代の建築設計でも主流となっています。さらに、最近では、環境...
4.初期のテーマ:モダニズム建築とポストモダン建築 2011.01.31建築様式の流れ-モダニズム建築 モダニズム建築。20世紀に入って流行した建築様式です。それは、19世紀以前の建築を否定した建築でした。モダニズム前の建築は、古代のギリシャやローマの建築を起源に持つ、...
3.環境-ブルース・リプトン 2010.12.27環境はDNAさえも書き換える 「教育環境が大切」という持論を展開しましたが、環境と言えば、おもしろい話があります。2009年、アメリカの細胞生物学博士であるブルース・リプトン氏が、五井平和財団の五井平和...
3.環境-ARTS PARK TOKYO 2010.12.13不思議な年賀状-1989年 環境の話題の一つとして、以前、私が遊び心で創造した教育環境について話しましょう。 1989年、私は一風変わった年賀状をつくりました。それは、年賀状というよりも、...
3.環境-軽井沢インターナショナルスクール 2010.11.29教育がすべての原点 歳月は流れ、今、落ち着いてワールド・ゲームについて考えられるようになりました。ワールド・ゲームは、国境の概念をなくして、物質的なユートピアを目指す地球規模のゲームで、簡単に始められ...
3.環境-イサム・ノグチとの出会い 2010.11.22イサム・ノグチの制作を手伝う 1973年、ハーバード大学大学院に留学した私は、1年間のマスタープログラムを専攻するも、建築デザインだけでは物足りなさを感じ、結局、アーバンデザインの2年間のプログラムに...
3.環境-ハーバード大学大学院へ 2010.08.30就職するも不完全燃焼 たまたま、新宿にあった外資系の設計事務所が募集していたので、入社することができました。大学を卒業して、ようやく定職に就いたわけです。ところが、まだ、環境保護に未練があったのですね...
3.環境-東京ウッドストックホルム人間環境ロックフェスティバル 2010.08.23大学の卒業式を欠席した理由 私は、ノートルダム大学の卒業設計で「空飛ぶ家」を設計し、提案しました。その出来は、自分でも納得できるものでした。当時、卒業設計を対象にした学内コンペティションがあり、デザイ...
2.卒業設計「空飛ぶ家」 -暮らしを変える未来の家 2010.06.14人間を土地から解放 そして、世界の人口増加も、「空飛ぶ家」を考えた理由のひとつです。私が学生のころ、1970年ごろでしょうか、国連の人口予測が発表されました。その予測によると、当時、約37億人の人口が...
2.卒業設計「空飛ぶ家」 -学生時代 2010.03.29ローマでの体験 ここでは、私の大学時代の卒業設計の話を紹介したいと思います。 1971年、私はアメリカのノートルダム大学建築学科を卒業しました。5年のプログラムでした。そして、卒業設計として制作したの...
連載第003回 1.DESIGNとは何か? 構造と形 2010.02.15構造と形 建築家としてデザインを考えるとき、2つの要素を考慮しなければいけません。「構造」と「形」です。よく構造=形と思われがちですが、この2つは違う要素です。確かに構造が形に直接結びつけられる場合もあ...
連載第002回 1.DESIGNとは何か? バイオ・ミミックリー 2010.02.09バイオ・ミミックリー~自然から学ぶ~ 最近、バイオ・ミミックリー(Bio-mimicry)と呼ばれる研究が活発になっています。ミミック(mimic)は、「マネをする、コピーをする」という意味です。つまり...
連載第001回 1.DESIGNとは何か? デザインは詩(POETRY) 2010.02.08デザインは詩(POETRY) バックミンスター・フラー(1895~1983)、聞いたことありますか? 「もし、詩が最小限の言葉で最大のことを語るならば、史上最大の詩人はアインシュタインで...



